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エネルギーの観点から腰痛を考える

腰痛の経験はありますか?

腰痛と言っても、ぎっくり腰のような重症なものから、腰が重いなと感じる軽度のものまで幅広くあります。

日常的に痛む、寝起きに痛む、同じ体勢を続けると痛み出すなど感じ方も様々です。

それぞれのタイプによって、マットレスを変えてみたり、コルセットを使ってみたりするかなと思います。

一般的には、整骨、鍼灸、カイロなどの施術で対処する方も多いですね。

一時的な負担が腰にかかり腰痛となっている方は、自然回復の力で快方していくので、問題はさほどないです。

そうではなく、何をしても痛みが変化しなかったり、一時良くなっても再発を繰り返す方は、精神的面も考えていく必要があると思います。

そんな方に向けて、腰痛が発生しやすい原因や背景を、エネルギーの側面から書いてみたいと思います。

腰痛を通した心身からのメッセージ

どんな症状であれ、肉体に現れるものには理由があると考えています。

そして、その理由はより良い人生を送っていくための、心身のメッセージだと捉えています。

腰痛の方全員に該当する内容は難しいですが、共通している心身のメッセージをお伝えします。

生きがい

これは腰痛の大きなテーマとも言えるキーワードです。

「人生をどんな目的で生きていますか?」

「日々の生活に生きがいを感じていますか?」

そう問われて、即答できる方は少ないかもしれません。

この「生きがい」のテーマは腎臓の働きにも関わっていて、生きがいを持っているか持っていないかによって、腎臓の働きに大きな影響を与えます。

なぜ腎臓の話をしたかと言うと、腰痛にかかわる大事な筋肉に関連しているからです。

最近では認知されてきた筋肉なので、知っている方もいらっしゃると思いますが、「大腰筋」はご存じですか?

おへそ辺りの腰の骨から、太ももの骨までコンパスのように付いている大きな筋肉です。

この大腰筋は、下半身と上半身を支える支柱のような存在で、肉体の要でもあります。

腰痛になるまでの流れを簡単にお伝えすると以下のようになります。

日々の生活に生き甲斐がなく惰性になる
      ⬇︎
腎臓の働きに元気が無くなる
      ⬇︎
大腰筋に力が入れにくくなる
      ⬇︎
身体を支える為に腰まわりの筋肉が緊張する
      ⬇︎
腰痛発症

選択

腰痛にとって選択というメッセージは何だと思いますか?

腰痛を通して、心身が訴えるメッセージは以下のような内容です。

「生活する中で行う様々な選択は、あなた自身が選んだ選択ですか?」

「頭であれこれ考えてしまって、結局しない選択をしていませんか?」

該当することはありますか?

僕も含めて、周囲の空気感や一般常識にいつの間にか流されてしまうことは沢山あります。

全てにおいては難しいかもしれませんが、自分が本当に求めているのはこの選択なのかな?

一度自分に問いかける習慣を持つのも良いかと思います。

その結果、最初の選択を選ぶことも正解ですし、違う選択に変わることも正解だと思います。

また、頭で考え過ぎて行動できない方は小さなことで構わないので、何かしら決めて動くことをやってみてください。

常(ルーティーン)

無意識にやっていることはなんですか?

そう聞かれてどんなことが思い浮かびますか?

それ以外の選択を選んでも問題ないのだけど、それすら考えることなく行っている行動は山ほどありそうですね。

場所に向かうときの道であったり、立ち寄る場所、食事などなど。

日々のルーティーン化している行動を改めて認識してみてください、どんなことがありそうですか?

当たり前を意識に上げて、そうじゃなくても良い選択があるならば違う選択をしてみてください。

新しい物事へ意識が向く機会が増えると、心身は活性化していきます。

腰痛は日々の生き方の反映

腰痛に関する原因や背景を書いてみました。

日々を振り返り、該当することはありましたか?

腰痛を大枠で捉えると、今回のような内容がきっかけになり、腰痛に発展する方も多いかなと思います。

人生をいかに楽しく刺激を与えていくか!! 

こんなテーマが腰痛にはあるように思いました。

一人一人個別にみていくと違う要因も沢山ありますが、参考になる部分はあるかと思うので、人生や日々の生活を見直すきっかけになれば嬉しく思います。

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