肘の痛みから連想するのは、野球肘やテニス肘などスポーツをやっている方の症状になるかと思います。
一般の方でも、買い物袋を持つ時や長時間のスマホ操作などで痛みを感じる方がいらっしゃいます。
常に痛むケースは少ないけど、生活する上で不快に感じる肘の痛みを解説してみます。
スポーツで激しく動かしても同じ体勢を維持しても発症する肘痛
スポーツで発症する肘の痛み
スポーツと言ってもこの症状は手首を酷使して行う競技にしぼられるかと思います。
野球、テニス、ゴルフなどが有名ですね。
肘の使い方によって肘の内側や外側と痛みの出る部位に違いはありますけど、基本的には痛みのでる原理は同じです。
瞬発的に行う動作や、過度な伸縮がおきると筋繊維が傷つくのですが、その動作を何度も何度も繰り返す事で筋繊維の裂傷が広がっていきます。
そのまま動作が続くと腕の筋肉が使えなくなってしまう危険性を脳がキャッチすると、筋肉の両端にあたる腱を緊張させ肘の可動域を制限するためにロックします。
そうなるとこれまで使えていた動作(可動域)にも制限がかかり、無理に動かそうとすると関節に痛みが出るようになります。
この流れが競技による肘の痛みの流れです。
日常生活で発生する肘の痛み
スポーツの激しい動きとまではいかないけど、瞬発的な動きや繰り返す動作によって筋肉が疲労し、肘の腱に軽い制限がかかり痛みを感じる事も大いにあります。
日頃から運動をしている方と、何もしていない方とでは筋肉の耐性には雲泥の差があるので、これに該当する方は少しずつでも運動をしていくことをお勧めします。
また現代病とでも言える ”スマホ肘”? のケースですが、デスクワークの腰痛や肩こりと同じく長時間静止することによる、体液循環の停滞が考えられます。
肉体は筋肉を動かすことで体液の体内循環を促しますので、これが停滞すると酸素や栄養素などの運搬がスムーズに行われず、筋疲労をおこしてしまい筋肉がロックされていきます。
同じような動作や行動をしているのに”肘の痛み”が出る人と出ない人の違い
肘の痛みをはじめ、痛みを注射や薬で対処する方は多いです。
生活する上では不快でしかないので消し去りたい気持ちはよくわかりますが、身体の防衛反応で起きている症状をかき消して、また同じ行動をとり続ける先には ”こじれ” ”深刻化” しかありません。
スポーツなどで肘の痛みを一時的になどの、対処療法として上手に利用していただきたいと思います。
肘の痛みに個人差が出る要因の一つに内臓が関わっています
肘の痛みの方全員に該当する訳ではありませんが、少なからず影響を及ぼしている内臓があります。
その内臓は 『胃』 です。
胃は肩や肘の動きに関わるいくつかの筋肉と密な関連があります。
簡潔にお伝えすると 『胃の調子が悪いと腕の筋肉が踏ん張りにくくなります』
普通に生活する上では、敏感な方でないと気づきにくいほどの変化です。
なぜなら使えない筋肉の分を身体が無意識に他の筋肉でカバーし、身体をコントロールするからです。
運動など瞬発的な動きや、長時間の体勢には明らかに影響が出てしますので、結果として身体の制限が発令され肘の痛みを自覚することになります。
日常で気をつける事と簡単なツボメンテナンス
- 食事はしっかりと噛んでから食べ栄養はバランス良く
- 水分補給(水)
- 感情移入は程々に周りに振り回されないようにする
- 納得のいかないことは押し込めて放置しない
- リラックスして物事の全体を見れるようにする
※下3つの項目は胃がストレスを感じやすい内面的な項目になります。
日頃からメンテナンスするツボ
青丸のポイントを指先2〜3本で軽く触れたまま2分ほど深呼吸をしながらリラックスをしてください。
左のアンダーバストにあたる部分を小指側の手刀でも指でも大丈夫です。
軽く1分程度擦ってください。
胃を整えるメンテナンスになりますが、この他には 目の下を指先で軽く触れながら数分深呼吸したり
足の人差し指を軽く刺激して揉むのも有効です。
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