咳の原因
突然に起こる空咳の経験はありますか? 痰が出るわけでもなく”コンコン”とむせるような咳で、数週間や数ヶ月に渡って続いてしまうこともあります。
咳が出るときの原因はどのようなケースがあるでしょうか?
- 外気の温度差による刺激
- タバコや煙などの吸引による刺激
- ホコリやダニなどのハウスダスト
- ウイルスや菌などによる炎症反応
- アレルギーによるもの
- 逆流性食道炎による刺激
- ストレス性による反応
などが考えられるかと思います。 今回は、逆流性食道炎やストレス性による空咳について書いていきたいと思いますが、逆流性食道炎に関しては過去記事のこちらをご覧ください。
咳とストレスの関係性とは
ハウスダストやウイルスなど、起因しているものが明確であれば対処のやりようがありますが、ストレスからくる咳という説明にはすんなりとは腑に落ちないと思います。
なるべく日常に即したイメージしやすい内容にしたいと思います。 ストレスというカテゴリーを大きく2つに分類すると、内因性と外因性とに分けられると考えています。
- 内因性 → 自分自身に関する思いや葛藤など
- 外因性 → 学校や職場などの環境や対人関係による思いや感情など
これら2つに関わる空咳のケースを過去の事例を入れながら説明していきます。
内因性ストレスの空咳
自分自身に対する思いや葛藤からくるストレス。 皆さんは何か思いつきますか?
私は何で〇〇ができないんだろ。。。
あーまたやってしまった。。やらないと決めたのに。。。
このような自分自身に感じる感情は、大なり小なり多くの方が感じるコトだと思います。 ここのストレスが空咳の原因であるなら、たくさんの人に空咳の症状が出るはずです。
しかし、一部の方に症状が出るということは空咳に繋がる特定のパターンがあるということです。 そのパターンとは『苛立ち』です。
自分自身に対する感情の中に苛立ちが含まれた時、自分を認められずにイライラとした状況が生まれ継続的に感じた時、身体の反応として喉周りが緊張し、空咳へと繋がっていきます。
なぜ喉に反応が出るのか? 咳に関して対応してきたお客様の傾向性を見る限りは ”ありのままの自分を認めて飲み込みなさい” というメッセージがある気がします。
外因性ストレスの空咳
様々なストレスが襲ってくる外の世界。 皆さんはどの様に対処していますか?
対人関係などのコミュニケーションや出来事に関しての考えを、相手にしっかりと言葉で伝えることはできていますか? この伝えるという行為が空咳に関わっていきます。
喉周りは声を司る器官になるので、伝えようと思っている事を我慢するとストレートに喉の緊張へと繋がっていきます。
普段は思った事をズバズバと口にされるお客様が、家族間の問題に対して言いたい事をグッと抑えていらっしゃいました。 日に日に伝えたい思いは大きくなるが我慢を続けることになります。
結果空咳が始まり、空咳の原因が ”伝えることへの我慢” だとわかり思いを伝え出すと空咳は治りました。
内因性では感情の種類が関係していましたが、外因性は種類でなく我慢の度合いが発症のカギになります。
空咳自体は大きなストレスにはならないですが、次第に喉周りの炎症や逆流性食道炎へと繋がっていく可能性がありますので、該当する方は軽度のうちに参考にされてください。
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