歯ぎしりが及ぼす身体の影響
歯ぎしりには縁がないと思っている方も多いと思いますが
大きな音を立てる歯ぎしりまではいかないものの、睡眠中や日中の気づかないうちに
歯をくいしばっている事がよくあります。
歯ぎしりにもパターンが何種類かありますが、それぞれ肉体的にはかなりの影響があります。
- 歯がスレての知覚過敏になる
- 歯茎への負荷による歯周病
- 筋肉のバランスが崩れて顎関節症
- 顎が張りフェイスラインの悪化
- 偏頭痛や首こり肩こり
無意識にやっているケース(睡眠時)はコントロールできないので
マウスピースなどで対応している方が多いかと思います。
マウスピースによって歯自体や歯茎に関してサポートになりますが、噛む圧力は変わらないので
顎の筋肉には負担がかかって偏頭痛や首こりの悩みを持った方をよく見かけます。
歯ぎしりの原因は?
歯ぎしりをする方としない方の違いはどこにあるのでしょうか?
最近の研究では、ストレス性からくる歯ぎしりの関係性が言われています。
しかし、ストレスという言葉は漠然としすぎていてどの様に対応するべきかが分かりにくいです。
何を持ってストレスかは個人差がありますし、誰しもが何かしらのストレスは抱えているので
歯ぎしりとの結びつけが難しいかと思います。
歯ぎしり全ての原因を導くことはできませんが、これまで対応してきた方々の共通点や
知識から歯ぎしりになりやすい方のストレスの傾向性をあげてみます。
- 納得のいかないことでも我慢する
- 何事にも同情しやすい
- 自信がなく自分を表現できない
- 毅然とした態度を示すのが苦手
- リスクを抱える事が多い
- 多くの物事を抱えやすい
- 終わった出来事を処理するのが苦手
歯ぎしりで悩まれている方は上記の内容に該当するものがありましたか?
もしあるようでしたら、歯ぎしりから解放できる一歩が踏み出せるかもしれません。
対処法
対処法としては2つのポイントがあります。
① まずは歯ぎしりによって筋疲労を起こしている顎の筋肉を緩める事が必要です。
顎に関連する筋肉は胃経と呼ばれる経絡に関連が強いので、そのツボを使います。
写真の指のポイントより少し広げたあたり。目安は乳頭の位置からそのまま鎖骨の下あたりまで上がった2点を1分ほど軽めに刺激します。
(ポイント周辺を探るとズンッと刺激が入るポイントがあるので目印にしてください)
ツボを刺激する前に顎の筋肉の弾力を確かめておくと変化を感じやすいと思います。
(食いしばる時に筋肉が隆起して固いところ)
② 顎の筋肉が緩んだら次は、傾向性のリストで該当した感情ストレスを見つめていきます。
おでこに記した青のポイントを手で軽く触れたまま、現在や過去に関わらず傾向性に即したストレスを思い出してみてください。
色々と出来事が出てくるようでしたら、ストレスない範囲で見つめてみましょう。
おでこに脈を感じたり、もう十分見つめたと感じたら終了です。
このワークで歯ぎしりに変化の出る方もいらっしゃるでしょうし
全く変化のない方もいるかと思いますが、自分自身を俯瞰して内観することは
とても役にたちますので、是非継続しててみてください。
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